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私は、企業経営の根幹には、会計帳簿が「適時」に、かつ「正確」に作成されていることがあると考えています。(会社法では、適時に、正確な会計帳簿を作成することは、株主会社、持分会社の”義務”とされています(432条1項、615条1項)。)
月に一度、または、年に複数回、証憑書類を税理士事務所等へ送付して記帳してもらう記帳代行というサービスがありますが、これでは、会計帳簿を「適時」かつ「正確」に作成することは困難であると考えます。何が「適時」かは、企業によって異なると思いますが、経営判断を適切に行うためには、外部へ記帳を依頼した数か月遅れの会計数値ではなく、企業自身が作成した常に最新の会計数値をベースにする必要があると考えます。また、「正確」に会計帳簿を作成するためには、企業活動のことも最もよく理解している企業自身で帳簿を作成する必要があります。
私は、この点において、顧問税理士の役割は、お客様が「適時」かつ「正確」に作成した会計帳簿を「適時」にその正確性を「保証」することにあると考えております。顧問税理士が、会計帳簿を作成するのではなく、会計帳簿の正確性を「保証」することによって、金融機関、税務署等からより信頼される決算書を作成することが可能となります。
したがって、当事務所では、会計帳簿の記帳代行を原則として請け負わず、毎月の巡回監査の中で、会計帳簿の正確性を確認し、経営判断に役立つ「会計」を経営者自身が使いこなせるようにご支援させていただく方針です。
ここで、「稲盛和夫の実学 経営と会計」のまえがきから一部引用させていただきます。
「経営者は、自社の経営の実態を正確に把握したうえで、的確な経営判断を下さなければならない。そのためには、会計原則、会計処理にも精通していることが前提となる。」
「私は二十七歳の時に京セラを創業し、ゼロから経営を学んでいく過程で、会計は「現代経営の中枢」をなすものであると考えるようになった。企業を長期的に発展させるためには、企業活動の実態が正確に把握されなければならないことに気づいたのである。」
「損益計算書や貸借対照表のすべての科目とその細目の数字も、誰から見ても、ひとつの間違いもない完璧なもの、会社の実態を100パーセント正しくあらわすものでなければならない。なぜなら、これらの数字は、飛行機の操縦席にあるコックピットのメーターの数値に匹敵するものであり、経営者をして目標にまで正しく到達させるためのインジケーターの役割を果たさなくてはならないからである。」
「京セラや第ニ電電もバブル経済に踊らされることなく堅実に発展を続けている。今振り返ってみると京セラ創業時、会計というものをまったく知らなかったため、それを自分で学び、「人間として正しいことを追求していく」という私自身の経営哲学をベースに「会計の原則」を確立できたことが、その要因であると思える。」
「会計がわからんで経営ができるか」
大企業だから会計帳簿を適時かつ正確に作成するのではなく、会計帳簿を適時かつ正確に作成するから企業が成長すると信じています。
お客様が、会計を「飛行機のコックピットのメーター」のように企業経営(飛行機の操縦)に役立てることができるよう、ご支援させていただきます。
会計で未来を明るくする。Enjoy Accounting.
所長 公認会計士・税理士 佐藤 貴也
当事務所が入居するビルの入り口です。
茅場町駅(東西線、日比谷線)から徒歩1分の好立地です。
お客様との大事な打ち合わせはこちらで行います。